本DA出力Pythonモジュール、K01DAZ-PyModuleは、PCにUSB経由接続されたDAユニットに対して、
Pythonプログラム上で、電圧出力、波形出力、デジタル入出力機能を提供するものです。
以下タートル工業社のDAユニットに対応しています。
品番 分解能 速度 出力電圧 ch数 メモリ
TUSB-K01DAZ 14bit 20kHz ±2.5V 1 4kW
高価な専用計測ソフトも必要なく、無料のPythonから、電圧出力、波形出力、DIO出力が可能となります。Pythonでは多くの無料の分析ソフト、その他ライブラリも提供されています。
使用例として、DAから加振器に任意波形を出力しながら、計測が可能となります。
また、Pythonの、機械学習,Deep Learningのライブラリを使用し、機器の振動異常のAI予測等が可能なります。
モジュールには初期化、デバイスオープン、デバイスクローズ、DA出力、波形出力、デジタル入出力等の関数が収められています。
Windows7,8,10 32/64bit .Net FrameWork 4.5
左リストのようにclrをインポートします
PyModule の呼び出し手順は
インスタンスの作成
labDa = LabdaqDa()
モジュールの初期化
ret = labDa.Initial(osmode)
osmodeは、タートル工業ドライバの32bit版をご使用の場合は0、64bit版をご使用の場合は1を
指定します。
デバイスのオープン
ret = labDa.OpenDa(Id)
使用するデバイスのIdを0-15の範囲で指定します。IdはDAユニットの背面にあります。
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DA電圧出力処理
DA波形出力処理
デジタル入出力処理等
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デバイスのクローズ
labDa.CloseDa(Id)
モジュールの開放
labDa.Terminate()
上記が基本の手順です、特に、デバイスのクローズ、モジュールの開放の終了処理
をしないで、プログラムを終了すると次回、起動しない場合があります。
この場合、一度、DAユニットをPCから切り離してください。終了処理は必須です。